冷静な判断と適切な言葉選びでのマネジメント

【アンガーマネジメント研修】

私たちは、たとえ管理監督する立場であるとはいえ「ちょっと言い過ぎたかもしれない」「もう少し違ったアプローチがあったのではないか」等と自らの判断や言動に対して、ちょっとした後悔は誰しもあることです。

それは決して特別なことではなく、完璧な人間なんて広い世の中であっても存在はせず、そもそも「自分は完璧だ!」という自信こそが大きな妄想とも言えます。

しかし、多くの人は自らの中にあるその「後悔」によって苦しみ、また、周囲の人や部下をも苦しめてしまいます。

私は常々、ハラスメント発生の現場指導において、加害者とされた管理監督者の口から、必ずといっていいほど出てくる「そんなつもりはなかった」の言葉と激しい後悔の表情に胸を痛めます。

また、メンタル不調者との面談や相談対応場面において、苦しそうな表情とともに「~べきなのに自分は出来ていない」「~にもかかわらず〇〇さんは…」というフレーズに胸を痛めます。

これらのその多くの原因となっているのが「怒り」の感情です。

この感情はなくてはならない大切な感情でありながら、「いつもの冷静な自分」とは異なる判断や言動へと導いてしまいます。

本研修では、時間いっぱい自分に向き合い、自らの感情に焦点を当てながら、セルフコントロール力の高め方を学び、自らの悩みについて、解決志向を用いて未来に目を向けるためのポジティブ思考についても理解を深めていただきます。

さらに、日々の部下との関係性の質を高めるコミュニケーションの基本や、部下を前向きに導く語彙力。また育成、マネジメントにおいて活用できる質問力をもちいた「怒らない『厳しい』指導スキル」も身に付けていただくことができます。

自分と向き合い、実践的な指導スキルを身に付ける贅沢な時間を共に過ごしましょう。